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鹿島、石狩湾新港発電所1号機新設工事の土木本工事(第3工区)で「液化CO2地盤凍結工法」を海底シールド工事に適用

環境にやさしい「液化CO2地盤凍結工法」を海底シールド工事に初適用

~凍結効率の大幅アップにより温室効果ガス排出量を50%削減~

  

  鹿島(社長:押味至一)は、北海道小樽市で施工中の石狩湾新港発電所1号機新設工事のうち土木本工事(第3工区)において、液化CO2を冷却液として用いた新たな地盤凍結工法を、日本で初めて建設工事に適用しました。海底での施工という厳しい条件下、環境に配慮しながら冷却液の低温化で止水効果を向上させ、より安全にシールドマシンと既設放水口(J字型放水管)との接続工事を完了、放水路トンネルが無事貫通しました。

  この新たな地盤凍結工法は、冷却液に塩化カルシウムを用いた従来の凍結工法に比べ、凍結の大幅な効率化が図れるため、冷却液の循環にかかるエネルギー消費量などを抑え、温室効果ガス排出量を約50%削減できることを確認しました。

  *参考画像は添付の関連資料を参照

■導入の背景

  シールド工事では、マシンの発進・到達・地中接合やトンネル切拡げ、またカッタービットの交換などの施工に際し、安全かつ高精度に工事を行うための地盤改良に、地盤凍結工法が多く採用されてきました。

  これまでの地盤凍結工法では、地盤を冷やす冷却液(二次冷媒)には塩化カルシウムを用い、また冷却液自体を冷やすための冷凍機(一次冷媒)ではフロンを用いるものが主流でしたが、近年の地球温暖化防止の観点から、特定フロンから代替フロンへ、さらにはノンフロンへの転換が望まれるとともに、温室効果ガス排出量の削減など、環境に配慮した新たな凍結工法が求められていました。

  そこで鹿島は、グループ会社であるケミカルグラウト(東京都港区、社長:立和田裕一)が開発した液化CO2循環による新たな地盤凍結工法(アイスクリート工法)の現場での実用化に向け、共同で取り組んできました。

  

  

  

鹿島建設(株)

http://www.kajima.co.jp/

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