2006年1月31日発表 新世代環境対応型エンジン「ACERT」を搭載、生産性と操作性を大幅に向上 新キャタピラー三菱株式会社(本社:東京都世田谷区用賀4丁目10-1、社長:広瀬正典、資本金:231億円)は、 新世代の環境対応型エンジン「ACERT」を搭載した大型ブルドーザCAT D10Tを2月1日から発売します。大規模 土木や採石・石灰石鉱山現場で好評を博した従来機種D10Rのフルモデルチェンジ機で、エレクトロニクスを駆 使した各種の先進システムを導入して、生産性と操作性を一段と向上させたのが特長です。 新発売のD10Tは、昨年10月に市場投入した大型ブルドーザの新シリーズ D8T、 D9Tの上位機種です。キャタピ ラー社の最先端技術の結晶であるACERTエンジン(CAT 27-MEUI:Mechanical Electronic Unit Injection 機械 式電子制御エンジン)を採用、燃焼効率の大幅アップと有害な排出ガスの低減を実現して、国土交通省の第2 次排出ガス基準値と米国環境保護局(EPA)排出ガス第3次規制をクリアしています。 高い生産性と優れたオペレーター環境を達成したのもポイントです。D10Tでは、従来のクラッチ付ベルト駆動 デマンドファンに代えて、よりパワーロスの少ない電子制御駆動式デマンドファン(可変スピードファン)を 採用、冷却水温に合わせたファン回転数の制御により、燃費低減をはかっています。また、オートモード機能 (2クイックシフト/3ダウンシフト)※1の追加により、効率的な作業を可能として生産性の向上に貢献しま す。さらにオペレーションステーションに従来機比20cm幅広の新大型キャブを採用、質の高い居住環境を提供 します。 ※1 オートモード機能(2クイックシフト/3ダウンシフト)あらかじめ前後進の速度段を組み合わせたクイッ クシフトを2モード化するとともに、負荷によって自動的にシフトダウンを行うオートダウンシフトも3モード 化することにより、作業に応じたより最適なモードを選択できる機能で、操作性と生産性の向上に貢献しま す。 CAT D10Tの主な特長は次の通りです。 1.ACERTエンジンの搭載 (1) 燃料&燃焼システムと電子制御システムを統合した排出ガス低減の最先端技術「ACERT」テクノロジー を採 用した新世代環境対応型エンジンを搭載。電子制御による燃料の燃焼で多段噴射を可能として、窒素酸化物 (NOx)など、排ガス中の有害物質を大幅低減しました。 (2) 国土交通省の第2次基準値をクリア。米国環境保護局(EPA)排出ガス第3次規制にも適合しています。 2.高い生産性と最先端の操作性を実現 (1) エンジン出力の75%をトルクコンバータ経由、25%をダイレクトで伝達して、エンストのないトルコンドラ イブの長所と、ダイレクトドライブの高い伝達効率を両立。衝撃力を生かした作業を可能にするトルクディバ ンダを従来機に引き続き採用しています。 (2) ステアリング操作や変速操作、前後進切り替えが指先だけで行えるFTC(フィンガーコントロール)も、 従来機に引き続き採用しています。 3.オペレーター環境 (1) オペレーターの快適性・利便性の向上を追求し、大型のキャブを開発。従来よりも20cm広がった室内幅と 大型一枚ガラスドア窓により、きわめて良好な視界を提供します。また、ブレードとリッパ操作に電子・油圧 コントロールを採用し、オペレーターの作業疲労を大幅に軽減します。 (2) ブレードの反応速度の3段階切り替えや、ブレードの浮き機能のON/OFF切り替えなどの各種機能設定が モニター画面上で行え、さらにオペレーターの好みの設定を記憶させることができます。また、先進のCATモ ニタリングシステムを採用。万一の車両の異常を素早く警告してマシンダウンを防ぎ、作業の効率化に貢献し ます。 CATD10T主な仕様 モデル CATD10T セミユニバーサルドーザ マルチシャンクリッパ付 運転質量 kg 69,350 全長(全装備) mm 9,215 全幅(全装備) mm 4,860 全高(キャブ上端まで) mm 4,545 ブレード幅 mm 4,860 エンジン名称 CAT C27-JE3-TAA ACERT 定格出力/回転数 kW (ps)/min-1(rpm) 433(589)/1800 排気量 cc 27,000 接地長 mm 3,885 シュー幅 mm 610 接地圧 kPa(kgf/cm2) 145 最低地上高 mm 615 4.標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し) CATD10Tブルドーザ(セミユニバーサルドーザマルチシャンクリッパ付) 97,570,000円 5.目標販売台数 年間15台 新キャタピラー三菱株式会社 お問い合わせは広報課まで 〒229−1192 神奈川県相模原市田名3700 TEL 042−764−8622 FAX 042−764−8640 http://www.scm.co.jp E-mail : public@scm.co.jp