2006年2月1日発表 セダム植物を利用した「ネオセダム壁面緑化工法」を開発 実証試験を終了し、積極的な営業展開へ 西松建設(株)は、セダム植物生産者・施工業者など関連企業数社と、ユニッ ト方式の壁面緑化工法「ネオセダム壁面緑化工法」を開発し、複数の案件で優 れた性能を実証した。 今回開発した「ネオセダム壁面緑化工法」は、土の飛散・流出防止のために特 殊な培土を用い、培土の乾燥防止のため高分子保水材を使用していること、乾 燥や暑さに強い新種の常緑キリンソウなどのセダム類を植栽していること、ア ルミトレーを使用したユニット方式としているなどの特徴を有している。特許 も取得しており、従来の工法とは異なる次のようなメリットがある。 写真上:東六郷高架橋擁壁での実証試験(緑化2年後の状況) 写真下:浜名湖花博での展示状況 1. 特殊な雨水収集装置を用いているため、灌水装置がなくても緑を維持する ことができる。 2. 軽量(30 40kg/m2)で壁面に負担をかけず、施工性にも優れている。 3. ローメンテナンスで、必要なのは年1回程度の施肥と、雑草が生えた場合
の除草のみ。 4. 他社技術に比べ2割ほどコストダウンが可能である。 合 「ネオセダム壁面緑化工法」は、関東地方整備局関東技術事務所が国道15号線東六郷高架橋擁壁で実施した 「垂直壁面緑化工法の実証試験」に参加して、試験が開始された2003年8月から昨年終了した時点までの約2年 間、無灌水で壁面に緑を維持できることを実証した。また、昨年行われた浜名湖花博では銅賞を受賞し、文京 区シビックセンターの壁面では、区役所を訪れる人々に憩いと安らぎを提供するなど、各方面で好評を得てい る。 今後は、事務所ビル・公共施設・学校・道路の擁壁や防音壁などをターゲットに、増大が期待される緑化市場 で、屋上緑化と合わせて積極的な営業展開を図っていく予定である。 ●東六郷高架橋擁壁での実証試験(緑化2年後の状況) 浜名湖花博での展示状況 お問い合わせ 西松建設株式会社 技術研究所 TEL:046-275-0953 E-mail:webmaster@nishimatsu.co.jp