マンション建設工程自宅で閲覧・15日からサービス開始 三洋電機(株)の社内ベンチャーとして2003年1月に設立されたデジタル画 像管理のシステム開発を行うギア・ヌーヴ(株)(本社・東京都千代田区、 八木宏憲社長)では、購入検討者を対象に、マンション建設の現場写真を自 宅パソコンから閲覧できる日本初となるサービス「いつでも現場!」を15日 から開始する。 マンション耐震強度偽装問題をきっかけに、住宅の安全性に関する不安や、 建設業界への不信感が住民、マンション購入検討者の間で高まっている。同 サービスは、建設工程画像の閲覧を可能にすることで購入検討者が抱く不安 を解消し、かつ事業主の販売物件への信頼性の向上を図るため、同社開発の デジタル画像管理システム「GENBA.net(現場ドットネット)」を もとに開発されたもので、第一弾として守口市大日東100−11で建設中の「サ ンマークスだいにち」現場で開始する。
《第一弾はサンマークスだいにち》 具体的なスキームは、?通信機能付デジタルカメラで現場を撮影?撮影した画像データを同社管理のサーバ ーに瞬時に送信?画像データを現場事務所で編集し、現場所長が解説添付?編集済データをサンマークスだ いにち.com、販売センターに送信?マンション販売センターに来場した購入検討者がサンマークスだい にちホームページからいつでも現場!ホームページにアクセス、IDとパスワードを入力し、簡単に常時30 枚程度の工事状況写真を閲覧―となっている。 これにより、マンション購入検討者は画像データを瞬時にサーバーに送信するため、改ざんできない仕様で マンション建設の工事状況が正確に把握でき不安を解消、また施工業者は作業効率や安全性が向上し、さら にマンションデベロッパーにとっては契約者が建設状況を把握していることによる信頼性の向上とキャンセ ル率の低下が見込めるなど、それぞれのメリットがある。 同現場では、八台のカメラで撮影を行い、1週間毎にデータを更新。同社では「購入検討者が建設工程を見 ることは適切な判断と安全、安心の確保につながると確信している」とし、今後、同サービス設定を行う現 場を検討中。なお、いつでも現場!ホームページでは、ID・パスワードを持たない一般閲覧者に対しても 数枚の写真を公開するという。 サンマークスだいにちは地下鉄谷町線「大日」駅徒歩四分に位置。事業主は三洋ホームズ、東急不動産、大 和システム、設計・監理は竹中工務店大阪1級建築士事務所、施工は竹中工務店、大林組、錢高組が担当。 敷地面積3万1,187.21?、総開発予定戸数は1,163戸。
【写真上:通信機能付きデジタルカメラで現場を撮影/写真下:サンマークスだいにち完成予想】