◇◇◆ 場所打ちコンクリート杭の拡底部経を軸部経の ◆◇◇ 2倍まで拡げられる工法を開発 日本建築センターの一般評定を取得
【写真左】杭の形状
【写真右】OMR/B掘削機
(株)奥村組(奥村太加典社長)と丸五基礎工業(株)(平見殖社長)が1985年に共同開発した「奥村・丸五 バケット式拡底杭工法(OMR/B工法)」は、信頼性の高い場所打ちコンクリート拡底杭工法として、これ までに約2千件、約7万本の実績を持っている。 こうしたなか、両社では従来の杭形状に加えて、アースドリル工法として初めて拡底部径を軸部径の2倍に拡 げられる新工法を開発し、今年6月16日付けで財日本建築センターの一般評定を取得した。 新OMR/B工法は、拡底部径を軸部径の二倍まで拡げることができるため、新しい杭の拡底率(有効底面積 ÷軸部面積)は4になり、これまでのOMR/B杭より最大で1.651倍も大きく拡げることができるようにな った(同工法に関する特許を出願中)。また、使用するコンクリートの設計基準強度は、これまでの最大32N /?から最大42N/?まで範囲を拡大した。 新工法の主な特徴は?軸部の径が同じでも杭底面積が広くなったので、大きな支持力が期待できる(最大1.65 倍)?強度の高いコンクリートを使用できるので、軸部の径が同じでも杭の耐力が大きくなる(最大1.31倍) ?同じ荷重を支える場合、使用するコンクリートの強度を高くすれば軸部径を細くできる。それに伴い、掘削 土量や打設するコンクリート量、施工時に使用する安定液量などが少なくなり、コスト低減や地球環境の配慮 に繋がる?従来工法に比べて拡底率が大きいので、より合理的に杭の設計ができるように後押しするーなど。 2倍拡底杭の仕様は、軸部径が700?から1,700?、拡底部径が最大3,500?までで、設計基準強度は18から42 /?となっている。 今回の新OMR/B工法の実施工開始は9月頃を予定しており、これまでと同様に丸五基礎工業(株)が施工 を担当する。