人為的アルカリ土壌に対応 東邦レオ(株)(大阪市中央区、橘俊夫社長)はこのほど、建設現場や埋立地 などで発生する人為的アルカリ土壌に対応するアルカリ土壌中和剤「アルカリ メイト」を開発、販売を開始した。 ゼロエミッション化や建設リサイクル法によって廃棄物の有効利用への動きが 活発する建設工事現場。外構分野においても、植栽に利用される土壌がコンク リート塊が混入した残土(場内発生土)へと変化するとともに、大規模土木造 成地では地盤安定処理を目的としたセメント系固化材が使用され、都市の土壌 はアルカリ化へと急速に向かっている。
「人為的なアルカリ障害土壌」を改善する研究を20年に渡り行ってきた同社では、多くの知見と改良事例をも とにリン酸塩を主成分としたアルカリメイト開発に成功、従来のアルカリ改良剤と比較しても施用後に再び高 アルカリ化へと戻るリバウンド現象が極端に少なく、EC値(電気伝導度)を高めないことが大きな特徴とな っている。 また、重金属などの影響も無く、アルカリメイトでの改良土壌からの浸出液には魚毒性が無いことも実験で確 認されており安全性も高い資材となっている。 納入形態は15?入の小袋(一袋あたり3,050円)と、1,000?入のフレコン袋の二種類。添加量は土質やpH数 値により異なるが良質土壌の入れ替え手法と比較し、最大約65%の費用で問題土壌を安全に改善できる。問い 合わせは同社(電話036-5907-5500)まで。同社では3年後には3億円の販売を目指し、今後も都市の緑化推 進をサポートする方針。 ※写真=「アルカリメイト」による土壌改良の状況