◆侵入熱量が最大で45%低減可能◆ ダウ化工(株)(本社・東京都品川区、矢野秀樹社長)はこのほど、新日本 製鐵(株)(本社・東京都千代田区)、NEDO(独立行政法人新エネルギ ー・産業技術総合開発機構)との共同研究による戸建住宅及び低層集合住宅 向けの遮熱断熱材「スタイロラスター(特許申請中)」の発売を開始した。
ダウ化工では、2003年から2005年度に遮熱断熱材の試作品を提供し、新日本製鐵とNEDOの共同研究に協 力。研究では、新日本製鐵の薄板軽量形鋼を用いたスチールハウスに外装材や通気層、遮熱断熱材を組み合 わせた遮熱対策を施すことで住宅の省エネルギー化促進を実現し、実証棟の検証結果で優れた遮熱性能と 30%のエアコン消費電力量低減などの省エネルギー効果を確認したことをきっかけに、遮熱断熱材の事業化 を目指していたもの。 同製品は、外張り断熱住宅用の断熱材「スタイロエース」の押出発泡ポリスチレンフォームに、低放射率の アルミニウム箔を基材とする遮熱材を積層・一体化したもので、次世代省エネルギー基準による?地域(東 京、名古屋、大阪など主要都市を含む)の標準仕様との比較では、同製品活用で夏場の日射による侵入熱量 が最大で45%低減可能。温暖地域の省エネルギー対策に貢献するとともに、光熱費の低減も期待できる。 同社では今後、戸建住宅や低層集合住宅の省エネルギー対策製品として同製品の普及活動を温暖地域(南関 東から関西、中国・四国、九州、沖縄地方)を中心に展開する方針。5年後には年間売上20億円を目指すと している。 ダウ化工 http://www.dowkakoh.co.jp/