◆建築学会近畿支部と共同で◆ 大阪生コンクリート圧送協同組合(吉田伸理事長)は9月27日、大阪府高槻市大塚町で「第3回ポンプ圧送 性フィールド実験」を行った。この実験は、同組合が研究委託している日本建築学会近畿支部の材料施工部 会・ポンプ工法WG(ワーキンググループ)と共同で実施したもので、今回は細骨材の種類、品質及び細骨 材率の違いによるポンプ圧送性の良否、筒先での変動のしやすさ、閉塞の危険性、管内圧力損失を評価する ことを目的として行われた。また、振動フロー試験によるポンプ圧送性の評価等についても実験を行った。 今回の実験は、これまでの2回の実験とは異なり、極端に調合条件を変化させたコンクリートや、フレッシ ュ性状にやや問題のあると思われるコンクリートのポンプ圧送実験を実施。圧送距離は120m程度とし、管内 圧力損失と併せて筒先での性状変化も確認した。 実験では砕砂混合率の変化及び細骨材率の変化がポンプ圧送性や筒先での性状変化について検討された。ま た、ベント管の大きさやテーパー管の長さの違いによる圧力損失の差異、4インチ管での圧力損失について 評価。圧力損失計測のための圧力計は、配管途中で10カ所計測した。 実験に使われたコンクリートは、呼び強度30−18−20Nを、細骨材をパラメータとした3種類(山砂70%+ 砕砂30%=基準調合、山砂100%、砕砂100%)と、細骨材率を基準調合から増減させたもの2種類の計五種 類をタイコー枚方工場から出荷、前述の基準調合のみを紅陽生コンから出荷した合計六種類で、出荷量はす べて4.5立方mとした。 フィールド実験には吉田理事長も参加し、9時30分から16時45分まで行われたそれぞれの実験を熱心に見て 回った。 今回の試験の結果は、10月30日に大阪市天王寺区の大阪国際交流センターで開かれる「第4回圧送技術研究 会」で報告される予定。