東邦レオ(株)(大阪市中央区、橘俊夫社長)ではこのほど、繰り返しの利 用に耐える構造を持ち、従来より工期を短縮でき、低コストで校庭の芝生化 を実現できる「グラスミックス工法」を開発、自治体や学校事業者を対象に 販売を開始した。 子供の情操・環境教育の実践やヒートアイランド現象対策として校庭の芝生 化が注目を集めているが、従来の改修工事では既存舗装材を掘削するため工 期が長期に渡るほか、一般の土壌を利用する場合は芝生が根付くまで時間が かかり、養生期間は校庭を利用できないのが大きな課題とされていた。 同工法は、校庭を屋上の人工地盤に見たてた芝生造成で、工期短縮ならびに 校庭の早期利用を同時に実現するため開発されたもの。ベースの「グラスミ ックス」は粗骨材をかみ合わせて上部からの圧力に耐える構造を形成、骨材 の隙間の生育助材により芝生の根が早期にかつ強く根付く空間を確保する芝 生専用の耐圧基盤土壌で、根を切断せず出荷することにより根付きのスピー ドを高める「特殊芝生(スノーエコスターフ)を活用している。改修工事で は、ウレタン舗装などの舗装面の上に直接施工を可能にする排水対策を構 築、コストの低減化を図る。既存舗装の撤去が少なく、従来と比較し工期を 約半分に短縮できるため夏休みや春休みなどの期間中に施工可能なほか、廃 棄物量も低減できる。
校庭芝生化の流れ(東京都墨田区曳舟小学校の場合)は?貯排水パネルを既存舗装材の上に敷き込み?芝生 用耐圧基盤材(グラスミックス)敷き込み?大型ローラーで締め固め、踏圧に耐える構造に?スノーエコタ ーフ張芝?約1週間で芽が動き出す。 既存舗装の上に同工法を設置する場合、芝生・工事費を含め1?1万6千円から(灌水設備・暗渠設備費は 含まず)。下地が土の場合や、構造上仕上げ高に制限がある場合は現場に合わせた植栽基盤整備提案を行 う。駐車場の芝生化(グラスパーキング)ならびにゴルフ場など、利用頻度の高い歩経路の芝生にも利用可 能。 1年後に1億円の売り上げを目指す。同社では、今後も学校エコ改修を含めた芝生化への取り組みを積極的 に提案する方針。 東邦レオ http://www.toho-leo.co.jp/