(社)大阪建設業協会・土木委員会(委員長=松田卓・(株)大林組執行役員)はこの ほど、同委員会が昨年実施したアンケートを取りまとめた「土木工事における施工の 創意・工夫・改善事例集(A4判・カラー100ページ)」を発行した。 アンケートは昨年4月、会員各社を対象に行われたもので、過去2年間に完了した土 木工事または施工中の工事について土木の新工法・新技術の採用や、コンクリート構 造物の品質管理上の工夫・改善についての事例収集を実施。事例の取り組み等を昨年 12月末に協会HPの技術データベースコーナーに掲載していたものを編纂し、このほ ど発行したもの。同書では回答のあった18社72事例のうち、土木の新工法・新技術を 採用した事例30例(▽山岳トンネル▽橋梁▽地下鉄▽その他)、コンクリート構造物 における品質管理上の工夫・改善事例37例(▽山岳トンネル▽橋梁▽地下鉄▽浄水 場・ダム▽その他)の計67事例を選定し、掲載している。
発行にあたり、松田委員長は「建設業界を取り巻く状況は非常に厳しいが、そんな中でも技術や生産性の向 上、合理化が求められており、生産工程では創意・工夫・改善が重要なキーポイントの一つになる。事例集 を会員各社の現場で活用してもらいたい」、また同書の編集を担当した前第3部会長(技術部会)の橋本通 夫・(株)鴻池組大阪本店副本店長は「収集した事例をさらにわかりやすくするため表現を改めたり、写真 や図解を多く用いて、実践的で活用しやすい内容となっている。会員各社のさらなる発展の役に立てばと思 う」と話した。同書は会員各社に配布されるほか、協会主催の講習会等で活用していく。