静岡工場に50周年記念商品「ビー・サイエ」の新製造ラインが稼働
徹底的な自動化と「完全邸名別生産」で生産改革
積水ハウス株式会社は、静岡工場(静岡県掛川市)に127台のロボットによる自動化ラインを導入し、11月より稼働を開始しました。新製造ラインでは9月に発売した50周年記念商品「Be Sai+e(ビー・サイエ)」などの鉄骨構造システムを生産します。
これは本年1月20日に発表した中期経営計画の全社構造改革における生産ラインの最適化の一環として、高い品質を維持しながら生産効率を高め、コストダウンを図るものです。同時に将来を見据え、新たな商品展開にも対応できる生産体制を構築しました。新製造ラインの導入により、従来は60%だった自動化率を95%に高め、少数の人員での24時間生産体制や在庫の少ない「完全邸名別生産」を実現しました。
今後も当社は設計自由度や品質のさらなる向上などのお客様メリットを追求しつつ、効率化によるコストダウンを図るため、生産改革を推進してまいります。
■新製造ラインの特長
1)「完全邸名別生産」と自動化の徹底によるコストダウン
「ロット生産(予測生産)」ではなく、自由設計で受注した住宅ごとに生産を行う「完全邸名別生産」とし、24時間稼働や省人化、静岡工場での集中生産によって、在庫の削減と製造コストを抑制。
2)多品種の軸組を「完全邸名別生産」できる自動化ラインは住宅業界初
住宅の高度な自由設計に対応し、構造体の部位ごとに最適な厚みや太さの多品種の鉄骨軸組を自動で生産できる大規模ライン。
3)さらなる品質向上
ロボットのレーザーセンサーにより、形状や溶接位置を毎回確認するなど製品精度や品質をさらに向上。
4)施工工程を効率化
現場での施工順序に合わせて生産することにより、後の物流や現場での施工工程を効率化。
↓
≪お客様メリットを追求≫
・お客様の「快適性」を高めるため、設計自由度のさらなる向上を可能にする生産ライン
・自動化と省人化などによるコストダウンで、商品の魅力を高めながらも、従来と同等の価格での提案を可能に
■新製造ラインでの新たな取り組み
新製造ラインで生産する50周年記念商品「ビー・サイエ」は、当社が軽量鉄骨造住宅商品で採用している構造システム「Bシステム」を拡張し、構造体の部位ごとに最適な厚みや太さの軸組を「適材適所」に配置することで、今まで以上に設計自由度を高め、大開口や大空間などの快適提案を可能にした商品です。
これにより軸組の品種が従来に比べ約3倍の5万4千点程度に増加するものの、ロボット導入によるコストダウンを図り、従来と同等の価格での商品提供を実現しました。
新ラインは同じ品目を反復継続して製造する一般的なオートメーションとは大きく異なります。
「ロット生産(予測生産)」ではなく、自由設計で受注した住宅ごとに必要な部材の情報に基づいて、その都度生産を行う「完全邸名別生産」とし、24時間稼働や省人化、静岡工場での集中生産によって、在庫の削減と製造コストの抑制につなげます。
さらに、現場での施工順序に合わせて自動で鋼板のコイルから成形し、鉄骨やブレース(筋かい)を溶接して軸組を生産することにより、施工品質のさらなる向上とともに後の物流や施工現場での工程の効率化も図ります。また、非常に多品種の部材を製造するため、ロボットに取り付けられたレーザーセンサーにより、形状や溶接位置を毎回確認するなど製品精度や品質向上も目指しています。
今般当社が導入した新ラインのように、高度な自由設計に対応する多品種の鉄骨軸組を「完全邸名別生産」できる大規模な自動化ラインの稼働は住宅業界で初めてのこととなります。 積水ハウス(株)
http://www.sekisuihouse.co.jp/
*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。