インドに現地法人「シミズ・インド社」を設立へ
~機動的な事業展開により旺盛な建設需要に対応~
清水建設(株)<社長 宮本洋一>は、インド国内で機動的に事業展開し旺盛な建設需要に対応していくことを目的に、4月1日付で「シミズ・インド社<社長 山村哲央>」を設立します。登記上の本店所在地をニューデリーとし、事務所をバンガロールとグルガオンに設置します。
インドでは、経済成長が著しく、中間所得層の増大に代表される消費・購買力の上昇から内需が急速に拡大しており、同国に進出する日系企業が急増しています。在インド日本大使館の調査によると、2005年からインドに進出する日系企業は毎年50社を超え、昨年10月1日現在、駐在員事務所や現地法人の登録が計725社に達しています。これにともない日系企業発注の工場建設工事及び事務所内装工事等が急増しています。
当社は、1985年のナバシェバ港建設工事の受注を契機にインドに進出。以後、工事受注の都度、社員をインドに駐在させていましたが、05年6月に駐在員事務所を登録、継続的な工事受注が見込まれるようになった07年10月以降、複数の工事事務所を設置し、建設需要に対応してきました。
一方、インドの法制上、現地法人化を図らない限りインド国内で営業・契約行為を行うことができず、かつ工事契約毎に建設事業登録が必要です。この為、当社の現行体制では、営業・契約行為は日本国内がベースになっており、かつ建設事業登録に時間と費用を要することからメンテナンス等の小規模工事に迅速な対応をすることが困難な状況となっています。そこで、現地法人・シミズ・インド社の設立を意思決定したものです。
当社は今期、ニプロ・インディア社(Nipro India Corporation Private Limited)の医療機器工場やブリヂストン・インディア社(Bridgestone India Private Limited)のタイヤ工場などの大型工事を相次いで受注しており、インド国内工事の受注額は120億円を超えることが確実になっています。シミズ・インド社設立後も、当面は日系企業の発注工事をターゲットに営業展開し受注拡大を図りますが、将来的には諸外国の優良企業の発注案件や日本政府主導のパッケージインフラプロジェクト等に対応できるよう、人材の確保と育成に取り組んでいく考えです。
なお、現在施工中の工事については、シミズ・インド社設立後も引き続き当社が施工、工事完成、引渡し、及び工事請負契約に定められている期間の保守までを行うこととし、顧客に対し不便をかけることなくサービスの提供を継続していきます。
以上
≪参考≫
シミズ・インド社の概要
商号:Shimizu Corporation India Private Limited
業務内容:建設工事請負及びこれに付帯する建設工事の企画・設計・施工監理業務
社長:社長 山村哲央
1981年3月 関西大学工学部建築学科卒
1981年4月 清水建設株式会社入社
1996年8月 工事長
2008年10月 統括工事長
2010年4月 インド営業所長、現在に至る
所在地:本店/ニューデリー、事務所/バンガロール、グルガオン
資本金:INR(インドルピー)50,000,000(約9千万円、100%子会社) 清水建設(株)
http://www.shimz.co.jp/
*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。