家庭用エネルギー機器市場に関する調査結果 2011
~景気回復に伴い市場も回復傾向にあったものの、震災の影響により再び減少に~
<調査要綱>
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて家庭用エネルギー機器市場の調査を実施した。
1.調査期間:2011年2月~5月
2.調査対象:厨房・給湯・暖房機器メーカー、全国の電力・ガス事業者等
3.調査方法:当社専門研究員による面接取材および電話ヒアリング、ならびに文献調査併用
<調査結果サマリー>
◆2010年度のオール電化採用実績は3年ぶりの増加となったが、2011年度は再び減少に転じる見込み
2010年度のオール電化採用実績は前年度比2.4%増の55万5,000戸で、景気の回復および新築住宅着工戸数の回復により、3年ぶりに増加に転じた。しかしながら2011年度には、東日本大震災に伴う電力不足への懸念等を背景に、再び減少に転じるものと推測され、採用実績は前年度比17.3%減の45万9,000戸になると予測する。
◆2010年度IHクッキングヒーターの新築住宅市場に占めるシェアは50%を超過
2010年度のIHクッキングヒーターの市場規模(メーカー出荷ベース)は、前年度比7.5%増の82万台であった。炎を使用しない安全性と、フラットな天板の清掃の手軽さに対する一般ユーザーからの評価は依然高く、オール電化住宅以外に採用されることも少なくない。その結果、2010年度の新築住宅市場に占めるシェア(採用率)は50%を上回った。
(株)矢野経済研究所
http://www.yano.co.jp/
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