超環境型オフィス、清水建設新本社が竣工
~運用開始時にカーボンマイナス62%、将来的にはカーボン・ゼロへ~
清水建設(株)<社長 宮本洋一>が東京都より都市再生特別地区の指定を受け、環境技術の粋を結集して建設を進めてきた超環境型オフィス「清水建設新本社」が竣工、明後日、竣工式を執り行います。今後、現本社シーバンスS館からの引越し作業に着手し7月中に本社機能の移転を終え、8月1日に新本社として営業を開始するとともに、平常時の環境対策と非常時の事業継続機能を融合したecoBCP(*)のショールームとしてお客様を対象に公開します。
カーボンハーフビルとして計画された新本社は、2009年4月の着工当初から注目を集め、同年8月に新本社の隣地に開設(後に技術研究所に移転)した、輻射空調システムをはじめとする最先端の環境技術を設えたモデルルームには、ビル事業者やオーナーを中心に8千人以上が訪れました。また、建物の環境性能を評価するCASBEEの審査では、過去最高の9.7ポイントを記録、名実ともに新本社が国内最高の環境性能を備えていることが証明されました。
さらに、着工後も省エネ技術の開発に取り組み、パソコンの節電制御システム等を開発・採用した結果、オフィス運用開始時のCO2排出量は東京都の標準的なオフィス比で62%(年間3000t以上)の減となり、カーボンハーフを大きく上回る見込みです。計画では、2015年までに設備機器のファインチューニング等により削減率を70%にまで高め、その後は排出権プロジェクトで創出するCO2クレジットとのオフセットにより、カーボン・ゼロを実現する考えです。
一方、当社は都市再生と地域活性化に資するため、都営宝町駐車場と都営地下鉄宝町駅を拡充整備(供用済)するとともに、子育て支援施設の建設に着手しています。子育て支援施設は、来年秋にも中央区の施設としてオープンする予定です。
新本社の建設地である京橋は、1804年に神田鍛冶町で創業した当社が1903年から91年までの90年近くにわたり本社を構えた第二の創業の地でもあります。ゆかりの地への本社移転を契機に、新長期ビジョンの実現に向けた経営施策の推進にドライブをかけ、社業のさらなる発展を目指します。
*ecoBCPは、これからの施設やコミュニティに求められる基本機能(非常時の事業継続性機能を考慮した上での平常時のエコ対策)を意味する当社の商標です。
≪参考≫
清水建設(株)
http://www.shimz.co.jp/
*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。