生コンの鮮度を保ちコールドジョイントを防止する「フレッシュキープ工法」を開発
特殊混和剤により、流動性を保持し許容打重ね時間間隔を最大3時間延長します
株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、生コンクリートの流動性を最大3時間延長し、コールドジョイント(
「フレッシュキープ工法」の特長は以下のとおりです。
1.コールドジョイントの発生を防止できます
外気温や施工時間などが厳しい条件下でも、コンクリートの流動性保持時間の増大により許容打重ね時間間隔を最大3時間延長できるため、コールドジョイントの発生を防止できます。また、ブリーディング量、強度発現時期は元のコンクリートと同等のため、同じ工期、工程で、より耐久性に優れた高品質な鉄筋コンクリート構造物を構築できます。
2.取り扱いが容易で多様なコンクリートに安価に適用できます
メーカーと共同開発した特殊混和剤はJIS規格(
また、材料コストは、従来技術である流動化剤に比べ約2割減、超遅延剤に比べ約4割減と、安価に適用でき、特殊混和剤をコンクリートに添加しても通常の生コンクリートの約1割増程度に抑えられます。
大林組は、今後、フレッシュキープ工法を積極的に適用し、いかなる施工条件においてもコストや工期に影響を与えることなく、高品質で耐久性に優れたコンクリート構造物を効率的に構築することで、安全・安心な街づくりに貢献していきます。
*概念図は添付の関連資料を参照
※1 コールドジョイント
先に打ち込まれたコンクリートの上に、後から打ち込まれたコンクリートが一体化しない状態となって、打ち重ねた部分に不連続面が生じること。水密性や耐久性に悪影響を与える。そのため、本来は先に打ち込まれたコンクリートが硬化する前に、次のコンクリートを打ち重ねる必要がある
※2 許容打重ね時間間隔
下層のコンクリートを打ち込んでから上層にコンクリートを打ち重ねるまでの時間の限度
※3 ブリーディング
コンクリート打ち込み後に表面に水が浮いてくる現象。浮き水の量が多いと鉄筋の下面に隙間が生じ、耐久性が低下する要因になるとともに、仕上がり面の沈み、ひび割れの発生原因となる。また、排水作業などの余分な手間がかかる。超遅延剤を用いると凝結時間が遅延するため、水が浮きやすくなり、ブリーディング量が増加する
※4 JIS A 6204「コンクリート用化学混和剤」の減水剤規格
以上(株)大林組
http://www.obayashi.co.jp/
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