「トンネル工事での移動ステージ」を開発~連続ベルトコンベア使用でも車両通行の安全性と効率を向上~
大和ハウスグループの株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区 社長:奥村洋治)は、株式会社東宏(本社:北海道札幌市 社長:小林雅彦)と共同で、連続ベルトコンベアシステム(以下、連続ベルコン)を使用するトンネル工事において、坑内の作業スペースを最大限に確保できる「連続ベルコン通過型スライディングステージ」を開発しました。このシステムは連続ベルコン上部に設置することで、坑内で転回や離合(すれ違い)を行なう工事車両のスペースを確保し、車両同士の接触などの交通災害を防止するとともに、施工サイクルの改善を図ることができるものです。
本装置は、連続ベルコンを施工基面近くに配置し、ベルコン上部と接触しない高さにまでかさ上げしたステージ部と移動走行装置、トンネル前後方向に取付けた乗上げ斜路で構成されます(図1参照)。連続ベルコンと車両などの作業スペースを分離したのが特徴です。
実証実験の結果、工事車両の離合がスムーズになり、坑内の安全性と作業効率が格段に向上し、連続ベルコンの段取り替え不要による省力化につながることを確認しました。今後は、北海道新幹線 野田追トンネル(北)他)。
*図1は添付の関連資料を参照
<本装置の特長>
(1)新たな施工ヤードの構築
移動可能なステージの使用により、トンネル進行に合わせた効率的な運用が可能になります。また、坑内に複数設置することで新たな施工ヤードが構築できます(写真1参照)。
(2)坑内運行車両の安全性の向上
車両の離合や駐車場所の確保により、坑内での車両運行ルールの確立が可能となり、安全性が向上します。
(3)ターンテーブルの搭載が可能
ステージ部にターンテーブルを搭載することにより、坑内での車両の転回が容易になります(図3参照)。
*図2・図3・写真1は添付の関連資料を参照
※1【野田追北トンネル工事概要】
工事名称:北海道新幹線、野田追トンネル(北)他
工事場所:北海道二海郡八雲町地内
発注者:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設本部北海道新幹線建設局
施工者:フジタ・株木・石山・砂子北海道新幹線、野田追トンネル(北)他
特定建設工事共同企業体
工事概要:山岳トンネルL=4,490m(新幹線)及び土路盤工(延長40m)の工事(株)フジタ
http://www.fujita.co.jp
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