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竹中工務店など、放射線遮蔽ブロック壁を開発し福島原発新事務本館新築工事に採用

施工性と環境性に優れた放射線遮蔽ブロック壁「RadBlock-X」を開発
福島第一原子力発電所新事務本館新築工事において初採用
  竹中工務店(社長:宮下正裕)は吉野石膏(社長:須藤永作)と共同で、石膏を主成分に天然素材を添加した新素材から成る放射線遮蔽ブロック壁「RadBlock-X」(特許出願済・商標登録出願済)を開発、福島第一原子力発電所新事務本館新築工事に採用されました。
  この度開発した「RadBlock-X」は、主にガンマ線、X線に対して優れた遮蔽性能を発揮します。重量約16kgのブロックを積層施工するもので、施工性に優れ、短工期かつ工事騒音や粉塵の大幅な抑制が可能です。また、環境に優しい素材から構成され、施設内のレイアウト変更時にも再利用が可能です。
  福島第一原子力発電所新事務本館新築工事においては、安全性をより強化するために、エントランスホール守衛室受付に設置しました。

  

  原子力関連施設はもとより、放射線治療を実施する高度先進医療施設や最先端の研究施設において放射線を遮蔽する必要があります。従来、ガンマ線、X線といった放射線の遮蔽には、鉛板や鉄板などと併用して普通コンクリートが主に利用されています。在来工法では、現場でのコンクリート打設やモルタル目地部処理により、施工中に発生する騒音・粉塵・汚れの発生が完全に抑えられませんでした。
  また、PC部材を活用した乾式施工とする場合には、遮蔽性能を十分に確保するために部材の寸法精度を高めることと、部材を構成する材料のばらつき(比重の均一性)を少なくすることが課題でした。

■放射線遮蔽ブロック壁「RadBlock-X」の特長
  施工性:重量約16kgのブロックを積層する簡易な施工法のため、施設内のレイアウト変更やリニューアルへの対応が可能です。石膏を主成分とした形状自由度の極めて高いブロックで構成されており、ブロックの上下左右端部を凹凸形状とし、壁周辺部の鉄骨フレームの溝部にはまるよう施工します。
  必要とされる遮蔽性能に応じて、普通コンクリートに比べて部材を薄く設計することも可能です。また、耐震性においても設置条件に応じた十分な耐震性能を確保することができます。

  

(株)竹中工務店

http://www.takenaka.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。