掘削土砂定量供給装置を開発・現場導入―地下掘削土砂の搬出効率改善により工期短縮― 東急建設株式会社(東京都渋谷区 社長:飯塚 恒生)は、このほど、掘削土砂処理の効率化を実現する「掘削土砂定量供給装置」を東京急行電鉄株式会社発注の「渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷ストリーム)新築工事」(東急建設・大林組共同企業体)に導入しました。 現在、旧東急東横線渋谷駅のホームおよび線路跡地とその周辺敷地では、高さ約180m、地上35階、地下4階建ての大規模複合施設「渋谷ストリーム」(床面積11万6,300m2)の新築工事が急ピッチで行われています。 従来、地上躯体を構築しながら同時に地下掘削を行う建築工事では、掘削土砂を地上に揚重する揚重開口部の設置場所に制限が生じるため、効率的な土砂運搬が困難でした。 そこで本現場では、揚重開口部から掘削土砂を搬出場所まで連続的に運搬する「掘削土砂定量供給装置」を開発、現場導入しました。 「掘削土砂定量供給装置」は、掘削土砂をクレーン(クラムシェルバケット)からベルトコンベアへ連続的に受け渡す装置であり、これにより揚重および搬出場所の制限を受けても掘削土砂を効率的に処理することを可能にしています。 本現場に「掘削土砂定量供給装置」を導入したことにより、効率的な地下掘削計画が実現し、クレーンの性能を最大限に発揮しながら土砂運搬が可能となりました。これにより、現場全体の工期短縮に貢献します。 【開発の背景】 渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷ストリーム)新築工事は、渋谷駅周辺部の南東に位置し、周辺の交通環境は混雑が激しく、資機材の搬出入が困難であると想定されました。また、周辺道路が狭隘であるため、掘削土砂の搬出場所が限定されました。 そこで、工事受注と同時に、地上部の工事に影響せずに効率的に掘削土砂を搬出するため、「掘削土砂定量供給装置」の開発に着手しました。また、開発と同時に土砂搬出工事計画に組み込み、装置の利点を最大限に生かした工事計画を立案しました。 現在、当該工事では、9,300m3/月相当の掘削残土搬出を円滑に実施し、工期短縮に貢献しています。 東急建設(株)
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