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三井住友建設、熱処理異形鉄筋「ダブルスターク」を地上31階建ての免震建物に適用

熱処理異形鉄筋「ダブルスターク(R)」を地上31階建ての免震建物に適用

─高機能熱処理異形鉄筋を使用することで耐震性能を向上─

  

  三井住友建設株式会社(代表取締役社長:新井 英雄)は、高周波熱錬株式会社(以下、ネツレン。代表取締役社長:溝口 茂)と、共同で熱処理異形鉄筋「ダブルスターク(R)」(以下、ダブルスターク。)を小田急線とJR相模線の海老名駅の両駅間に建設される免震タワーマンション「リーフィアタワー海老名アクロスコート」(売主:小田急不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、小田急電鉄株式会社)にマンション業界で初めて適用しました。

  「リーフィアタワー海老名アクロスコート」は、当社の設計・施工にて建設される小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる大規模複合開発の街「ViNA GARDENS」の住宅として、第1号となる高層免震建物となります。

  また、ダブルスタークは、ネツレンがJIS G3112に基づく普通強度鉄筋を熱処理により部分的に高強度にした製品であり、2017年1月31日に建築基準法第37条(建築材料の品質)の第2号に基づく国土交通大臣の材料認定(認定番号:MSRB-0106)を取得しています。

  ダブルスタークは、1本のなかに普通強度部分と高強度部分の2つの強度を有する鉄筋であり、本建物の4階から23階の梁に採用され、地震時に大きな力が作用する範囲に高強度部分が該当するように配置しています。

  従来の普通強度鉄筋や高強度鉄筋では、規格強度に対して規格強度以下になるように設計が行われます。しかし、ダブルスタークは、設計の上限値(短期許容応力度)を規格強度の約90%に制限しており、本建物は、想定以上の地震力に対して、より高い耐震性能(安全率)を確保するように設計されています。

■開発の背景と今後の展開

  昨今、建設現場における職人の人手不足が深刻になる中、作業工数の削減につながる施工性の向上が特に求められています。鉄筋量の削減には、高強度鉄筋の使用が適していますが、比較的高価であるため、現状では、ダブルスタークと同等レベルの強度の鉄筋は、適用箇所が限られています。そこで当社は、ネツレンが安価な市販の普通鉄筋をIH(誘導加熱)により部分的に高強度にする独自の技術(製品の開発、材料認定の取得)を共同で免震タワーマンションに適用するに至りました。

  両社は、耐震安全性の向上として、大地震時にダブルスタークの普通強度部分で地震エネルギーを吸収する工法の開発にも取り組んでおり、ダブルスタークの特長を最大限に活かした工法の標準化を目指しています。

■物件概要

  物件名称:リーフィアタワー海老名アクロスコート

  所在地:海老名市めぐみ町512番11

  敷地面積/延べ床面積:5,035.77m2/33,612.58m2

  構造:鉄筋コンクリート造基礎免震構造

  用途/階数/戸数:共同住宅/地上31階/304戸(1LDK~4LDK)

  事業主:小田急不動産(株)、三菱地所レジデンス(株)、小田急電鉄(株)

  基本設計:(株)アール・アイ・エー

  設計:三井住友建設一級建築士事務所

  施工:三井住友建設株式会社横浜支店

  

■熱処理異形鉄筋「ダブルスターク(R)」概要

  

  

  

三井住友建設(株)

http://www.smcon.co.jp

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。