「パイルMB 工法」を開発、大型既存杭の解体工事に実適用 微少発破を用いる「鹿島MB 工法(R)」がさらに“深化” 鹿島(社長:押味至一)は、2011 年に開発した微少発破による建物基礎の解体工法「鹿島マイクロブラスティング(MB)工法」を、より深い場所まで一度に発破できるよう改良した「パイルMB 工法」(商標登録出願中)を開発し、このほど都内再開発工事の大型既存杭解体工事に実適用しました。その結果、騒音・振動の低減、解体工期の削減に大きな効果があることが確認できました。 *参考画像は添付の関連資料を参照 【開発の背景】 都市部の再開発工事においては、新築される建物の地下部分は既存の建物より深くなることがほとんどであり、既存の基礎や杭が新築部分に干渉する場合は、その解体工事を伴うことになります。地下の狭あいな場所での解体は、小型重機による非効率的な作業となり時間を要することが多く、また大型の基礎構造物を解体する場合は油圧ブレーカなどを用いた打撃による作業が必要となり、騒音、振動など、周辺環境への影響が大きくなるという課題がありました。 鹿島ほか2 者が共同開発した鹿島MB 工法は、微少量の爆薬を用いて構造物を局所的に発破し、あらかじめ「ひび割れ」を入れることで、効率的に解体する画期的な工法です。地下構造物解体工事の工期短縮はもちろんのこと、発破時の一瞬の騒音はあるものの、油圧ブレーカによる継続的な騒音と比較すれば周辺環境への影響を大きく軽減できます。これまで都心部を含む20 件の適用実績を重ねるとともに、2016 年日本建築学会賞(技術)を受賞しています。 鹿島建設(株)
http://www.kajima.co.jp/
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