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清水建設、天井裏や床下など隠ぺい空間を撮影する照明付き全方位撮影カメラ架台「PanoShot R」を発売

暗くて狭小な天井裏・床下などの様子を手軽にくまなく撮影

~照明付き全方位撮影カメラ架台「PanoShot R」を販売~

  

  清水建設(株)<社長 井上和幸>はこのほど、川崎市を代表するものづくり企業3社と共同開発した、天井裏や床下などの隠ぺい空間を手軽にくまなく撮影できる照明付き全方位撮影カメラ架台「PanoShot R」を代理店経由で販売を開始しました。販売価格は6万円(カメラ別売)です。すでに三井不動産リアルティ(株)から300台の購入予約を受けています。

  PanoShot Rは、(株)リコー製の全方位撮影カメラ「RICOH THETA(以下、シータ)」をセットする、自撮り棒に着脱可能な照明付きの円筒形架台です。当社は2014年に同製品のプロトタイプを開発、基本特許を出願していたところ、2015年4月に同特許の実施許諾について、川崎市知的財産交流会(川崎市産業振興財団主催)から提案を受けました。それを契機に、当社と川崎市所在の(株)和興計測、(有)岩手電機製作所、(有)津田山製作所の3社が共同開発に取り組み、このほどPanoShot Rの実用新案を出願しました。

  建物の改修工事を計画する場合、天井裏や床下などの暗い隠ぺい空間については写真撮影して改修の要否や改修方法を検討します。しかしながら、点検口等からカメラを挿入して撮影しても、ファインダー越しに撮影対象部を確認できないため要所の撮影が容易ではないこと、ストロボ照明は被写体の位置によって明暗が付きすぎて映像の識別度が低くなることから、検討に必要な写真の合成には多大な手間と時間を要していました。

  こうした課題を一挙に解決したのがPanoShot Rです。この製品は、カメラを併せても大人の拳大の大きさで、重量はわずか286gです。照明光が遠くまで均一に届くようにストロボに代えて指向性をもつLEDライトを円筒形の架台周囲に効果的に配列しています。また、シータはシャッター操作から写り具合の確認にいたるまで、スマートフォンを介して遠隔操作が可能です。撮影にあたっては、例えば天井裏を点検する場合、点検口やダウンライトの穴からシータをセットしたPanoShot Rを天井裏に挿入して、天井板に平置きしたり、あるいは自撮り棒で必要な位置まで挿入したりして、スマートフォンで遠隔操作します。そうすることで、必要な映像を確実に撮影できます。

  2018年4月より宅建業法が改正され、インスペクション(住宅診断)需要の高まりが期待されます。それにともないPanoShot Rのような検査支援装置については大きな潜在需要があると予想されます。このため、開発にあたっては、「三井のリハウス」ブランドで不動産仲介業を行う、業界最大手の三井不動産リアルティ(株)に使い勝手等の検証を依頼。同社提携先のホームインスペクター(住宅診断士)の評価も高く、さらに同社営業担当者による物件調査時の時間短縮、精度向上にも貢献できると評価をいただき、同社から300台の購入予約を受けました。

  PanoShot Rの販売代理店は、共同開発先の代表(株)和興計測と建材商社の(株)テクネット(当社100%子会社)です。購入者は、住宅販売会社や不動産仲介会社、住宅診断会社、建設会社などを想定しており、初年度、700台の販売を見込みます。

以上

  

  

  

清水建設(株)

http://www.shimz.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。