小学生以上の親子が対象 大阪市では、下水道の果たす役割を子供達に理解してもらうことを目的とした「下水道キッズ教室in大阪」 を、24日・25日に、大阪市下水道科学館(大阪市此花区高見1−2−53)で開催する。近畿地方整備局、大阪 府、日本下水道事業団との共催。 汚水処理だけでなく、都市の浸水対策や水質保全のほか、下水再生や下水道施設を活用した良好な都市環境の 創出、さらには地球温暖化防止など、多彩な役割を持つ下水道だが、普段目に触れることがないため、その役 割を実感しにくくなっている。このため、これら下水道の役割を次代を担う子供達に、イベントを通して理解 して貰うためのもの。 内容は、気象予報士の正木明さんを案内役に、下水道の仕組み役割、水の大切さを映像やクイズで学ぶ「下水 道キッズ教室」、汚れた水をきれにする微生物観察、簡単な実験を行う「水質実験教室」、下水処理で発生し たスラグを使ってマスカラや砂絵をつくる「下水道工作教室」を実施。 また、実際に下水が浄化される様子を見学するための海老江下水処理場施設見学のほか、下水道の役割を紹介 する現在の下水道パネル展示が行われる。対象は小学生以上の親子で、時間は9時30分から17時(入館は16時 30分)まで。入場無料。また、下水道キッズ教室は、10時と14時の二回開催で、各回先着100人までとなる。 問合せは、大阪市都市環境局総務部庶務課(電話06-6615-7157)まで。