講演やパネルディスカッションなど 耐震偽装と建築行政のあり方を考えるシンポジウムが3月3日、大阪市中央区のOMMビル・2階会議室で開 催される。同シンポジウム実行委員会(京都・構造計算書偽装問題を考える会/大阪自治体労働組合総連合/ 大阪建設共闘/兵庫生公連/滋賀生公連)の主催。 同シンポジウムは、建築行政や耐震強度偽装問題にこれまで様々な形で関わってきた居住者、建築士、自治体 職員、弁護士、研究者が発言、報告に立ち、建築物の安全・安心を支える社会のシステムについて一緒に考え ようというもの。 内容は、弁護士で欠陥住宅被害全国連絡協議会幹事長の吉岡和弘氏による講演「公的規制を強めるアメリカの 建築行政(インスペクション制度)と日本との比較」や、グランドステージ川崎大師・住民代表による被害者 からの訴え(ビデオ出演)のほか、関西分譲共同住宅管理組合協議会の西野三郎氏らによるパネルディスカッ ションが予定されている。 1時間は13 時30分から16時30分まで。事前の参加申し込みは不要で、希望者は当日会場へ(資料代500円)。 問い合わせ等は大阪自治体労働組合総連合(電話06-6354-7201)まで。主催者では多数の参加を呼びかけてい る。