京都市は新規に「市庁舎整備基本計画(案)の策定に向けた企画・調査」として2009年度当初予算に800万円 を計上している。げんざいの市庁舎は耐震性能の不足をはじめ施設や整備の老老朽化、狭蔭化、執務室の分 散化、省エネルギー対策やバリアフリー対応等、多くの課題を抱えている。 これらの課題を解決し、市政推進の中枢、大規模災害時の拠点施設としての機能を確保するなど市民のため の市役所づくりを実現するために、2008年11月に外部の有職者等(市民公募委員を含む)からなる「市庁舎 整備懇談会」を設置し、現在整備方針や目指すべき方向性等を検討している。 2009年度は、同懇談会での意見を取りまとめた上で今後の市庁舎の整備方針を確定させるとともに、2010年 度以降の「市庁舎整備基本計画(案)」の策定に向けて関係機関と協議を行うなどの企画・調査を実施す る。