（株）大阪建設機械器具協会（細川三郎理事長）の「2008年度臨時総会」が14日、大阪市都島区の太閣園で 開催され、塊茎中間報告や委員会報告などを承認した。当日の臨時総会には役員、会員各社の代表ら約50人 が出席。冒頭で挨拶した細川理事長は、昨年のサブプライムローン問題に端を発する世界的な金融危機とそ れに伴う厳しい経済情勢にふれながら「先行きの不透明な中で、我々中小企業は中小企業なりの機能を発揮 し、腕を組んで一緒に前進していきたい。として、それぞれの会社の特色を活かすことで企業価値を高め、 会社を認めてもらえるように努力していこう」と呼びかけて挨拶を締めくくった。 引き続き、細川理事長を議長として議事へと移り、各担当者により会計中間報告および特別委員会をはじめ 技術向上委員会、経営研究委員会など９委員会の報告をそれぞれ可決、承認した。 このうち委員会報告で、建設産業専門団体近畿地区連合会（近畿建専連）への入会、大阪府下公立工業・商 業高校インターンシップ制度導入、建設機械、機材、パネル展示会開催、協会ホームページのリニューア ル、大建機会報の発刊などが報告された。 また、臨時総会の終了後には、大阪地方裁判所第２刑事部の多田祐一裁判官を講師招き、来年５月から実施 される「裁判員制度」についての研修会が行われた。