13案件を審査 大阪府はこのほど、2008年度入札監視委員会第１回定例会議を、大阪市中央区の大阪府職員会館で開催し た。会議には、委員会メンバーはじめ発注部局の各担当課長、工事事務所長らが出席し、４月１日から７月 31日までの入札参加停止状況や談合情報の処理状況についてを審査した。審査は、４月から７月までに府が 契約締結した予定価格250万円を超える建設工事、100万円を超える測量・建設コンサルタント等業務と委託 役務業務、160万円を超える物品購入の計116件の中から、委員が任意に抽出した13件を対象に実施された。 会議では、対象案件について各担当者から契約過程と内容に関しての説明を求めて審査を行った結果、委員 から「処理状況について概ね適正であり、特に改善すべきところはない」とされた。 対象案件は次の通り。（建設工事とコンサルのみ） ▽大阪府土砂災害予報警報システム雨量計改修工事 1,806万円（一般競争） ▽一般府道吹田箕面線舗装補修工事（その１） 1,378万６千円（同） ▽主要地方道大阪生駒線環境対策舗装工事（谷川工区） 1,338万７千円（同） ▽一般国道308号舗装道補修工事（第２工区） 506万１千円（同） ▽一般国道170号舗装道補修工事（第１工区） 630万円（同） ▽一般府道森屋狭山線金剛跨線橋伸縮装置取替工事 3,797万８千円（同） ▽二級河川松尾川改修工事（仮称新川上橋上部工） 1,963万５千円（同） ▽大庭浄水場水中けん引式汚泥掻寄機補修工事 477万７千円（同） ▽南大阪湾岸流域下水道大阪南下水汚泥広域処理場３系汚泥溶融炉天井内筒耐火物等補修工事 １億1,025万円（随意契約） ▽汚泥掻寄機設備補修工事 6,142万５千円（同） ▽広域農道岩湧地区（20）法面監視業務 420万円