和歌山県は21日、那智勝浦町を流れる粉白川（このしろかわ）の支川である「ぶつぶつ川」（東牟姜郡郡勝 浦町大字粉白字橋ノ本272−１地先）を２級河川として指定した。河川名は「２級河川・粉白川水系ぶつぶつ 川」。 この川は沸々と清水が湧き出る泉を水源として粉白川に注ぐ、流路延長わずか13.5ｍという短い河川であ り、法指定河川としてが日本一短い河川となる。ちなみに「ぶつぶつ」とは湧き出る水源を表現した沸々 （ふつふつ）がなまったもので、地元の人たちは古くから「ぶつぶつ川」として親しまれている。なお、21 日には現地で関係者ら約120人が出席して記念祝賀会が開催され、町長の挨拶や地元保育園児による笹舟流 し、獅子舞の奉納などが行われた。 この「ぶつぶつ川」はすでに”日本一短い２級河川”としてテレビのニュース番組で紹介されるなど、今後 は那智勝浦町の新たな観光スポットの１つとして人気を集めそうだ。