Re:「建築」様々な問いかけに対して 大成建設（株）のデザイン展「ＴＡＩＳＥＩ ＤＥＳＩＧＮ ＷＯＲＫＳ２ ００８」が21日から同社関西支店地下ホールで開催されている。今年は‘Re: 「建築」様々な問いかけに対して’をテーマに、同社設計部が手掛けた作品 のパネル・模型約200点を展示している＝写真。24日まで。
元来「〜について」との意味を持ち、近年ではメール返信に用いられるRe:。現在、建築に対する様々な問い かけがある中で、今、新たな建築に対する問いかけへの回答として、同社設計部の理念であるデザインリー ドとフロントランナーの２つを作品に込めたメッセージを発信。 テーマの設定にあたり同社設計部の野呂一幸本部長は、「今回、環境・建築・プロフェッショナルの３つを 問いかけたい」と語る。地球温暖化をはじめとする環境、同社設計部のＤＮＡとも言うべき建築・イノベー ション、プロフェショナルとしてのプロジェク全体の統括者ーの役割を担う「設計部への問いかけ」とす る。 展示作品は、最近２年間に手掛けたプロジェクトにおける建築や構造、設備の技術で、「様々な問いかけに 対し如何に答えているか」また、「力強く新しい理念・問題提起を発信しているか」を表現した作品群。 同展は巡回展として東京、名古屋で既に開催され、今後年末まで九州・四国、広島など各支店で順次、開催 される。