近畿バラセメント輸送協同組合(内野一理事長)では、「第12回通常総会」 を9月26日、大阪市内のホテルで開催した。総会には、内野理事長はじめ組 合員各社の代表ら約20名が出席し、昨年度の事業と収支決算報告、今年度の 予算・事業計画を審議した。
総会では、初めに内野理事長が挨拶。内野理事長は、業界内外の諸問題に対し、「組合として一歩一歩、協 議して解決にあたってきた」と昨年度の活動を振り返りながら、今年度は燃料油高騰はじめ、NOX・PM 法適合車両への転換と賃金高に加え、仕事量の減少など、「各社とも経営的には苦しい時代となっており、 より一層の団結していかねばならない」と指摘、「今後も組合員からの意見や提言を踏まえ、活動を進めて いきたい」と述べ、支援と協力を呼びかけた。 この後、内野理事長を議長に、議案審議を行い、各議案をそれぞれ可決、承認した。今年度は、近バラ協は じめ六団体による共同事業(共注共販・共同購入・研究開発等)を行うための拠点として「協同会館アソシ エ」を大阪市東淀川区に建設する。事務所や会議室、コンクリート研究センター、ホールなどを備えた3階 建ての施設で、今月下旬に着工し、2009年6月末の竣工を予定している。