高校生対象に型枠・鉄筋実習など (株)大阪建設業協会(奥村太加典会長)では、高校生を対象とした「夏休みセミナー」を8月5日から7 日までの3日間職業訓練法人、三田建設技能研修センター(兵庫県三田市武庫が丘6−1)で開催する。若 年建設従業員の入職促進事業の一環として、同協会の労働委員会が企画したもので、型枠・鉄筋と建設機械 試乗などの技能体験セミナーを行う。 このセミナーは団塊世代の退職や少子化の進展に伴い、若年労働力の確保が最重要課題となる中、国土交通 省や厚生労働省の施策と建設業界を挙げてのイメージアップ戦略の1つとして実施する。入職後のミスマッ チを少しでも無くすため、近畿各建設業協会では現場見学やインターシップ(現場実習)を実施している が、大建協では初の試み。 セミナーでは、建設業の代表的職種である「鉄筋施工」と「型枠施工」の作業とブルドーザー・バックホウ の運転操作をそれぞれ体験するほか、建築現場の見学会も実施する予定。 大建協では、「現在、自分の進路に迷っている学生の貴重な体験になるのでは」として、府下の高校生を対 象に募集を行っている。定員20名。無料。 問い合わせは同協会労働課(電話06-6941-4822)まで。