参加表明は８月１日まで 泉北環境整備施設組合では、泉北クリーンセンター（和泉市舞町）でのＥＳＣＯ事業提案を公募する。募集 要項は15日まで交付、18日に説明会を開催し、28日から８月１日までに参加表明書を受け付ける。提案書の 提出は10月27日から３１日まで、11月28日に結果を通知する。ごみ焼却施設におけるＥＳＣＯ事業の本格導 入は国内で初めてとなる。 同クリーンセンターは、2003年に竣工した１・２号炉（150トン／日×２基）、同３年竣工の５号炉（150ト ン／日×１基）を有するごみ焼却処理施設で、ＥＳＣＯ導入は、施設の省エネルギー化と１・２号炉のオー バーホールに伴う発電停止により消費する電力消費の削減などが狙い。提案は、補助金なしとありの両方と し、省エネ率４％以上で、その効果が十分にあり、二酸化炭素排出削減効果が大きく、新エネルギーシステ ム（コージェネを含む）や省エネ効果の普及啓発に関するものを求める。 事業者は、提案に基に設計・施工した省エネルギー改修施設を導入し、契約期間内におけるＥＳＣＯサービ スの提供とＥＳＣＯ設備の維持管理、省エネ計測・検証、光熱水費削減の保証などを業務範囲とする。事業 期間は15年間。 応募資格は、省エネルギー保証を伴うＥＳＣＯ事業の実績を有する単体企業か複数で構成するグループ。今 月16日までに質疑を受け付け、説明会でその回答を行う。また、現場ウォークスルーを８月27日から、複数 回実施するとしている。 提案審査は、同組合職員と外部委員で構成する審査委員会が行い、最優秀提案一社と優秀提案数社を選定、 その後、最優秀提案者と詳細診断と協議を実施し、補助金交付の結果判明後に同組合とシェアード・セイビ ングス契約を締結する。 募集要項の交付並びに問合せは同組合清掃部環境事業課（電話0725-41-2030）まで。