電子入札試行再開と建設コンサル発注改善 阪神高速道路(株)はこのほど、さらなる改善を図るため2008年度入札・契約方式に係わる取り組みを発表 した。取り組みは、工事における電子入札の試行再開と建設コンサルタント業務等における公募(または簡 易公募)手続きの原則化の2点で詳しくは次のとおり。 ▽工事における電子入札の試行再開 民営化時点で連用を停止していた電子入札について、6月中旬に電子入札の運用を再開。当面は本社発注の 大規模工事案件を対象に試行実施する。実施結果等を検証し、運用上の問題がなければ順次他の工事にも試 行拡大の予定。 ▽建設コンサルタント業務等の発注における改善 2007年度試行結果をもとに建設コンサルタント業務等に係わる入札・契約方式を原則として公募型または簡 易公募型で実施する。従来型指名競争入札・標準プロポーザル方式は運用を限定する。また競争入札(公募 型入札・簡易公募型競争入札)は原則として総合評価落札方式を適用する。なお、公募型、簡易公募型発注 業務は5千万円未満についても上半期及び下半期の年2回(4月、10月目途)、当該年度の発注見通しを公 表する。