(社)大阪府中小建設業協会(岡野三郎会長)は27日、「2008年度通常総 会」を大手前建設会館で開催し、各議案を審議した。総会には、岡野会長は じめ、加入13団体の各代表らが出席、初めに岡野会長が、「スムーズな議事 進行をお願いする」と挨拶した。この後、副理事長である前田満二・大阪府 土木建築協同組合理事長を議長に、議案審議を行い、昨年度の事業報告はじ め、収支決算報告と理事・監事の選任についてをそれぞれ承認した。
昨年度の活動では、公共事業等について、中小建設業者向けの工事量確保や品質確保対策としてのダンピン グ、不良不適格業者の排除、昨年に閣議決定された「2007年度中小企業者に関する国等の契約の方針」に基 づく受注機会増大のための措置ーを求め、近畿地方整備局はじめ大阪府、大阪市らに対して要望活動を行っ た。 また、総合評価方式や改正経審などに関する会員向けセミナーや講習会を開催したほか、府民を対象とした 建設工事及び住宅建築等に関する相談を実施した。このほか、理事・監事の選任では、近畿建設業協同組合 の出口重信理事長が新たに理事に選任された。