(社)兵庫県測量設計業協会(野瀬操会長)の「第28期通常決算総会」が22日、神戸 市中央区の私学会館で開催され、野瀬会長はじめ会員各社の代表ら約80人が出席して 各議案を審議した。総会では、初めに野瀬会長が、兵庫県の入札・契約制度改善で、 協会が要望していた入札参加要件での社会貢献評価が見直され、また最低制限価格が 引き上げられたことに触れ、「業界も県の厳しい財政事情を認識しているが、今後も 豊かな県土づくりに協力していきたい」と挨拶、会員各社の協力を呼びかけた。 来賓祝辞では、兵庫県の井戸敏三知事が、入札契約制度の適正な運用を図ってきたい としながら、道路財源確保に一定の目途が着いたことから、「今年度は新名神をはじ めとして測量関係の仕事量の増加が見込まれ、皆さんの技術的支援が必要となってく るが、一層の支援をお願いする」と協会の役割に期待を寄せた。総会では、昨年度の 事業と収支決算報告などを承認するとともに、役員改選が行われ、野瀬会長らの再任 を決めた。
このほか、今年度の「測量の日」の記念イベントとして31日、加西市健康福祉会館で開催する協会 主催による「ゆかいなコンサート」への参加の呼びかけが行われた。