住友電設(株)は8日、2008年3月期決算(連結)を発表した。当連結業務について、受注高は1,436億 4,500万円(前期比9.9%増)、売上高は1,372億5,700万円(同0.3%増)となった。 利益面では、営業利益59億3,300万円(同66.0%増)、経常利益は57億1,400万円(同79.8%増)と共に大幅 増となった。これは採算性重視による営業活動なより一層推進するとともに、受注及び施工時におけるリス ク管理の強化並びに原価低減に努めてきた結果、一般電気工事を中心に低迷算工事が減少し、また、手持工 事の利益改善が大幅に進展したことによるもの。 当期純利益は、特別利益に投資有価証券売却益など合計6億4,100万円、特別損失に東京事務所統合費用など 合計2億6,300万円をそれぞれ計上した結果、31億9.100万円(同128.7%)増となった。 時期(2009年3月期)の業績については、いずれも連結で受注高1,450億円、営業利益50億円、経常利益48億 円、当期純利益27億円をそれぞれ見込んでいる。