５団体合同安全公害対策関西支部では、「建設工事に伴う公害防止対策講習 会」を１月30日、大阪市西区の建設交流館で開催した。社大阪建設業協会と の共催。講習会には、同支部公害対策部会の好井康則部会長はじめ会員各社 の担当者ら約180人が出席した。 講習会では、初めに主催者を代表して好井部会長が挨拶。好井部会長は、厳 しい環境の中でも環境問題への取り組みは怠ってはならず、様々な環境問題 が取り巻く中、「我々はどのうように対応すべきかを真剣に考えていかねば ならない」とし、建設業においては、「建設廃棄物の排出抑制やリサイク ル、適正処分の推進は環境保全とともに、円滑な工事施工の上でも重要だ」 とし、この講習会により指導要綱の周知徹底を図るとともに講習の成果に期 待を寄せた。 この後、大阪府環境農林水産部の田中信・循環型推進室産業廃棄物指導課建 設廃棄物指導グループ総括主査が「建設廃棄物の指導要綱の見直しについ て」、近畿地方整備局企画部の井筒由幸・技術調査課課長補佐が「建設リサ イクルの現状について」を、それぞれ解説したほか、支部の優良事業所表彰 を受けた戸田建設の事例をはじめとする取り組み事例の紹介が行われた。