近畿生コン関連協同組合連合会（吉田伸理事長）の「２００８年新年会」が２６日、大阪市北区のリーガロ イヤルＮＣＢで開催され、出席者は今年１年のさらなる発展を誓い合った。同連合会は、2004年10月に個社 や単協を越えた共同の力を発揮すべく近畿バラセメント輸送協同組合（近バラ協）、近畿生コン輸送協同組 合（輸送協）、大阪生コンクリート圧送協同組合（大圧協）の３協組が連合して設立されたもの。 当日の新年会には、吉田理事長（大圧協理事長）をはじめ近バラ協の内野一理事長、輸送協の池田良太郎理 事長ら会員各団体の代表約110人が出席した。この中で挨拶した吉田理事長は、組織の拡大と強化に努めた輸 送協など３協組の昨年の事業活動を紹介し、それぞれに成果があったことを説明。そして、堺市で建設が進 むシャープの工場の需要に期待を寄せるとともに、今年も３協組が連携した取り組みを呼びかけた。 また、吉田理事長は挨拶の中で大圧協が奈良や兵庫の組合と統合し、大阪だけでなく広く近畿の圧送団体を めざして検討を進めていることを報告した。引き続き、来賓挨拶などが行われた後、出席者全員で力強く乾 杯し、新たな年のスタートに一層の発展を誓い合った。 なお、新年会に先立って開催れた通常総会では、任期満了に伴う役員改選が行われ、吉田理事長が再選され た。