新規供給は2,894戸、3カ月連続で前年同月を下回る (株)長谷工総合研究所がまとめた昨年12月の近畿圏マンション市場動向によると、新規供給戸数は前年同 月比9.1%減の2,894戸となり、3カ月連続で前年同月を下回った。新規発売物件数は93件の前年同月比 20.8%増に。また、2007年の1年間では前年比0.2増の3万0,219戸と2年連続で3万戸程度の供給となっ た。 12月の初月販売率は前年同月比3.4ポイントアップの70.4%と70%台を維持。分譲中戸数は同1,098戸増加し て5,769戸となった。完成在庫も1,726戸となり同863戸増加した。 平均面積は大阪市、京都市でワンルームを中心にした物件が11件・765戸供給されたため、前月比12.25m狭 い63.09?に縮小した。平均価格も前月比11.2%減の3,136万円に低下した。分譲?単価は49万7千円と同 6.0%増に。 12月の地域別の新規発売物件数及び供給戸数は次のとおり(%は前年同月比)。 ▽大阪市 =28件・986戸(32.4%増) ▽南大阪 =5件・181戸(30.7%減) ▽東大阪 =6件・128戸(60.6%減) ▽北摂 =9件・317戸(47.3%減) ▽神戸市 =13件・236戸(27.8%減) ▽阪神間 =9件・280戸(22.8%増) ▽その他兵庫=3件・112戸(約11倍増) ▽京都市 =10件・305戸(45.9%増) ▽その他京都=1件・12戸(81.8%減) ▽滋賀県 =1件・59戸(47.8%減) ▽奈良県 =8件・299戸(95.4%増) ▽和歌山県 =0件・0戸(−)