関西鉄筋工業協同組合は16日、大阪市内のホテルで「2008年度新年互礼会」を開催し、田村理事長はじめ関 係者ら約70人の出席者は今年一年のスタートを新たにした。 互礼会では最初に田村理事長が挨拶し、専門工事業が公共事業の継続的な削除や元請間の受注競争に伴う指 値発注等で厳しい経営環境を余儀なくされている現状のふれた後で「現状が続けば、鉄筋工事業だけでな く、建設業全体の衰退にも繋がりかねない。特に次代を担うべき人材の確保・育成は急務であり、建設業全 体で取り組むことが必要」と強調。 さらに、近畿地方整備局との意見交換や鉄筋基幹技能者認定講習会、福利厚生事業としてボウリング大会の 開催など昨年の活動を振り返りながら「今年も組合活動の活性化を推進し、新規組合員の拡充とともに一層 の技能向上に努め、品質の高い鉄筋工事を提供していきたい」と述べ、挨拶を締めくくった。 引き続き、新規会員の紹介や祝電が披露された後、組合青年部の川崎隆志部長の発生で出席者全員が力強く 乾杯し、新たなスタートを祝福するとともに、今年一年の組合のさらなる発展を誓い合った。