大末建設の特徴を全面に、顧客に感動を 大末建設(株)(山村多計治社長)は11日、大阪市中央区の難波神社で2008年の大阪 店・新年安全祈願祭・賀詞交歓会を開催した。賀詞交歓会には、山村社長をはじめ同 社社員、協力会社の代表約160人が出席。 まず、山村社長をはじめ幹部が神前に玉串を捧げて今年1年の安全を祈願した後、賀 詞交歓会で新年のあいさつに立った山村社長が、株価の大幅下落、サブプライム問 題、原油の高騰など厳しい社会情勢にふれ、「建設業界も前途多難という感じだ。も う厳しいというのが当たり前と理解し、今年もつらい時期が続くと覚悟して望まなけ ればならない」と気を引き締めた。昨年の改正建築基準法によって新規着工が遅れて いる状況に対しては、「内定している工事はあるものの、即契約できない。いつにな れば建築許可が下りるのか、その間、建築資材がどのように変動していくのか一抹の 不安がある」と語った。
同社は昨年4月に開発事業部門、建設事業部門、マンション事業部門の3つに分けて組織を見直した。「ま だ道半ばだが、徐々にその成果が見え始めている。もうオールラウンドの時代ではなくなった。様々な変化 に対応できる会社へ、そして量から内容のある仕事、質をカバーできる企業体質の強化に取り組んでいる。 今後も一層磨きをかけて特徴のある大末建設を目指したい。工事でも安全と品質に万全を期し、顧客に感動 を」と新たな決意を示した。 引き続いて大末建設大阪安全衛生協力会の石橋総太郎会長が「今年は大変重要な年。大阪からよい成果を全 国に示していけるよう全員で頑張っていこう」と呼びかけた。その後、出席者一同、新年を祝って力強く乾 杯。和やかに会談し、新たなスタートを切った。