新規供給戸数は2,332戸に (株)長谷工総合研究所がまとめた昨年11月の近畿圏マンション市場動向によると、新規供給戸数は前年同 月比4.0%減の2,332戸となり、2カ月連続で前年同月を下回った。新規発売物件数も同6.7%減の84件となっ ている。 初月販売率は58.9%で、前年同月比14.6ポイントのダウンとなった。4月(58.1%)、8月(56.4%)に続 いて、今年3回目の50%台に低下した。分譲中戸数、完成在庫は共に前年同月比1,000戸以上増加し、順に 5,459戸、1,751戸となっている。 平均価格は前月に高額物件の供給が行われたことから、11月は前月比18.2%減の3,532万円に低下。分譲単価 も46万9千円/?と同16.4%減となり、平均価格・分譲単価共に1から9月実績並の水準に戻った。平均面 積は前月比1.63?狭い75.34?に。 11月の地域別の新規発売物件数及び新規供給戸数は次のとおり(%は前年同月比)。 ▽大阪市 =24件・675戸(1.7%減) ▽南大阪 =6件・268戸(173.5%増) ▽東大阪 =5件・122戸(60.6%減) ▽北摂 =13件・283戸(23.3%減) ▽神戸市 =10件・406戸(108.2%増) ▽阪神間 =5件・109戸(65.2%減) ▽その他兵庫=4件・83戸(13.7%増) ▽京都市 =6件・75戸(30.6%減) ▽その他京都=1件・20戸(33.3%増) ▽滋賀県 =4件・180戸(44.0%増) ▽奈良県 =5件・68戸(21.8%減) ▽和歌山県 =1件・43戸(14.0%減)