収益なくして企業の繁栄なし （社）大阪建設機械器具協会（細川三郎理事長）は９日、大阪市都島区の太閤園で「2007年度臨時総会」を 開催し、会計中間報告などの議案を承認するとともに、次年度（2008年度）の役員選出では細川理事長（サ ンコー物産（株）会長）が再選された。 総会の冒頭、挨拶に立った細川理事長は建機業界を取り巻く厳しい現況にふれながら「特に我々中小企業に とっては原材料、資材の高騰が収益を圧迫している。収益なくして企業の繁栄はない。そのためにも会員が 一致団結して高騰分を販売価格に転嫁していきたい」と述べ、会員の結束を呼びかけた。 引き続き、細川理事長を議長として議事に移り、会計中間報告や特別委員会をはじめ技術向上、経営研究、 広報、会員交流、スポーツ交流、拡大の７つの委員会の活動報告が行われ、いずれも可決、承認された。 また、任期満了に伴う次年度の役員選出では22人の理事全員が留任するとともに、細川理事長が再選され た。総会ではこのほか、新規入会員の紹介も行われた。 議事終了後には、新しいタイプの邦楽演奏家として脚光を浴びている片岡リサさんによる箏の演奏会が行わ れ、出席者は熱心に聞き入っていた。また、引き続いて行われた懇親会では歓談の輪が広がり、会員相互の 親睦を深め合った。