17日に甲子園会館で 武庫川女子大学では11月17日、東京大学の鈴木博之・工学部建築学科教授による講演会「建築の原型と継承 これからの建築のあり方を考える」を、甲子園会館西ホール（西宮市戸崎町１-13）で開催する。同大建築 学科の主催。入場無料。 時間は14時から16時まで。事前申込は不要。なお、講演会終了後に希望者を対象に校舎見学会を開催する。 会場の甲子園会館は、フランク・ロイド・ライトの弟子である遠藤新の設計により甲子園ホテルとして1930 年に竣工した、昭和初期の名建築として名高い。現在は武庫川学院の学舎として使用されている。 詳しい問合せは、同大学建築学科まで（電話0798-67-4501）。 鈴木博之 （すずき・ひろゆき）東京大学教授、ハーバード大学客員教授（美術史学科）、西洋・近代建築史が専門。 「天上の館」「古典主義建築の系譜」「建築の世紀末」「建築は兵士ではない」「建築の七つの力」「明治 の洋館１００選」「日本の近代１０都市へ」「明治の建築保存論」「都市の記憶」など著書・訳書多数。