今年最多の供給戸数に （株）長谷工総合研究所がまとめた９月の近畿圏マンション市場動向によると、新規供給戸数は前年同月比 60.0％増の3,640戸となり、今年最多の供給戸数に。大阪市、北摂、神戸市、京都市等で大幅に増加した。新 規発売物件数も122件で、前年同月比52.5％増の大幅増となった。 初月販売率は前年同月比7.0ポイントダウンの69.7％となり、３カ月連続で70％を下回った。分譲中戸数は前 年同月比1,744戸増加して5,432戸、また完成在庫は同じく798戸増加の1,528戸と共に増加した。 分譲?単価は大阪市、阪神間での分譲単価と価格のアップもあって、前月比7.9％増の46万３千円／?とな り、平均価格も3,563万円と前月比11.9％増となった。平均面積は76.90?で、前月比2.75?広くなった。 ９月の地域別の新規発売物件数と供給戸数は次のとおり（文中の％は前年同月比）。 ▽大阪市 ＝24件・526戸（52.5％増） ▽南大阪 ＝10件・367戸（33.0％増） ▽東大阪 ＝10件・274戸（77.9％増） ▽北摂 ＝18件・525戸（99.6％増） ▽神戸市 ＝16件・411戸（211.4％増） ▽阪神間 ＝12件・237戸（26.2％減） ▽その他兵庫＝５件・141戸（48.4％増） ▽京都市 ＝13件・636戸（161.7％増） ▽その他京都＝２件・59戸（47.5％増） ▽滋賀県 ＝４件・278戸（15.8％増） ▽奈良県 ＝７件・99戸（36.5％減） ▽和歌山県 ＝１件・87戸（8.7倍増）