京都市は17日、建設中の「地下鉄東西線二条から太秦天神川間」（延長2.4?）が来年１月16日に開業するこ とを発表した。地下鉄東西線は、1997年10月に二条から醍醐間が開通して以来、醍醐から六地蔵間の延伸開 通を経て、京都市民や観光客の足として毎日約13万人の人々が利用している公共交通機関。市では、市の西 部地域における生活交通の充実や観光地へのアクセスのさらなる向上をめざして、建設費約525億円を投じ、 2002年11月から二条から太秦天神川間の延伸事業に取り組み、順調に工事を進めた結果、2008年１月16日に 開業することを決定した。 今回の延伸開業に伴い、烏丸御池駅から太秦天神川間を約８分で結ぶとともに、京阪京津線の太秦天神川駅 までの乗り入れ延長についても同時に実施する。また、今後は地下鉄と嵐電・京阪京津線とが連携した新た な企画乗車券の発売など、一人でも多くの市民や観光客に利用してもらえる取組を進めていく。 なお、開業に先立って前日の１月15日には開通式典が開催され、二条駅ホームでのテープカットなどが行わ れる。