表彰や事例発表など 大阪労働局の主唱、社大阪労働基準連合会らの主催による「第58回全国労働衛生週間・快適職場づくり推進 大阪大会」が２日、大阪市中央区のドーンセンター（大阪府立女性総合センター）で開催され、優良事業場 表彰や事例発表、特別講演などが行われた。 この大会は全国労働衛生週間（10月１日から７日）の一環として開かれたもので、当日は建設、運送、製造 などの各業界、団体の代表ら約460人が参加し、快適職場の実現に決意を新たにした。 大会では、開会挨拶に続いて表彰式が行われ、（株）きんでん大阪支社など12事業場が優良賞に、また大成 機工（株）など11事業場が奨励賞に選ばれ、それぞれの代表に対し、大阪労働基準連合会の倉内憲孝会長か ら賞状と記念品が贈られた。 引き続き、大阪労働局の桑島靖夫局長が挨拶に立ち、大阪府下の業務上疾病の現状を説明しながら「経営ト ップをはじめとする関係者が一体となって自主的な労働安全衛生管理活動に取り組み、健康で笑顔あふれる 快適な職場づくりをめざしてください」と力強く呼びかけた。また、続いて挨拶した倉内会長も、今年のス ローガンである「こころにゆとり からだに余裕 みんなでつくる健康職場」を示して、労働衛生水準のさ らなる向上に期待を込めた。 この後も大会は、太田房江・大阪府知事（代理）をはじめとする来賓祝辞、コニカミノルタビジネスエキス パート?関西環境安全グループ（堺サイト）による事例発表「分煙化を主体とした快適職場づくり」、ヘル スアドバイザーの小久保晴代氏による特別講演が行われた。