大阪市、阪神間などで大幅現に （株）長谷工総合研究所はこのほど、８月の近畿圏マンション市場動向をまとめた。新規供給戸数は大阪 市、北摂、阪神間での大幅減により、前年同月比31・３％減の1,076戸となった。新規発売物件は58件で、前 年同月比26.1％増に。初月販売率は56.4％で、50％台に低下したのは４月（58.1％）以来で今年２度目とな った。 分譲中戸数は前年同月比1,227戸増加の5,075戸、また完成在庫は同じく826戸増加の1,587戸に。分譲?単価 は42万９千円／?と前月比7.9％ダウン。阪神間、神戸市等での低下もあり、大幅ダウンとなった。平均面積 も大阪市で小型住戸の供給により縮小し、前月比2.18?狭い74.15?に。平均価格も3,183万円と前月10.5％ ダウンとなった。 ８月の地域別の新規発売物件数と新規供給戸数は次のとおり（％は前年同月比）。 ▽大阪市 ＝12件・149戸（69.6％減） ▽南大阪 ＝７件・130戸（2.4％増） ▽東大阪 ＝７件・86戸（21.8％減） ▽北摂 ＝４件・44戸（77.4％減） ▽神戸市 ＝10件・167戸（89.8％増） ▽阪神間 ＝３件・27戸（93.4％減） ▽その他兵庫 ＝２件・11戸（10.0％増） ▽京都市 ＝４件・88戸（76.0％増） ▽その他京都 ＝３件・82戸（−） ▽滋賀県 ＝１件・52戸（4.0％増） ▽奈良県 ＝５件・240戸（585.7％増） ▽和歌山県 ＝０件・０戸（―）