千里佐竹台と枚方田ノ口、応募受付は28日まで 大阪府では、府営千里佐竹台住宅と枚方田ノ口住宅の2団地で、PFI手法等の民間活力を活かした府営住 宅整備手法(民活手法)の導入可能性を検討するためのアドバイザーを募集する。応募書類の提出は28日、 10月中旬にアドバイザー事業者を選定する。民活手法による府営住宅整備は、府営住宅の整備と併せ、多様 な住宅や生活利便施設、社会福祉施設など地域特性に応じた魅力あるまちづくりがについて、民間からの多 彩な提案を採り入れるために行う。 また、府営住宅の建て替えにあたり一体的な土地利用と高度化を図り、民間事業者にとって事業性の高い活 用用地を生み出し、府営住宅と民間施設等との一体整備による効率的な事業手法の技術提案を採り入れるこ とを目的としたもの。 今回、対象となるのは、千里佐竹台住宅では吹田市竹見台四の敷地面積2.78haにある中層住宅11棟385戸、枚 方田ノ口住宅は、枚方市交北三の色紙面積11.80haにある中層住宅34棟1,270戸のうち、8棟320戸。 アドバイザーへの委託業務は、民活の前提条件や業務の流れの整理はじめ、入居者移転計画と想定される併 設施設を含む土地利用案作成などの現況調査、民間参画条件の調査、事業手法の評価と選定、事業実施過程 における課題と対応策の整理など。 応募資格は、PFI方式などの民活手法に対するアドバイザー実績を有し、同手法に精通した、建築、不動 産、金融、法律関係等の検討体制を有する単独企業か、複数企業で構成するグループ。 委託期間は契約締結日から2008年2月29日まで。委託料は191万1千円の範囲内。今後、28日に提出図書を電 子データで受付、「民間活力を活かした府営住宅整備手法の導入可能性の検討にあたってのアドバイザー選 定委員会」が、実績や検討体制、業務の進め方など総合的な評価を行い、10月中旬に委託者(二者以内) を選定する。 担当は、大阪府住宅まちづくり部住宅経営室住宅整備課民活事業グループ(電話06−6941−0351)まで。ま た様式等は同課HPからのダウンロードで。 大阪府営住宅 http://www.pref.osaka.jp/juusei/index.html