削減額は２，４４０万円 岸和田市では、平成１８年度に実施したＥＳＣＯ事業の検証結果を発表した。 昨年度は、｢岸和田市役所本庁舎・別館及び図書館ＥＳＣＯ事業｣と｢岸和田競輪場メインスタンドＥＳＣＯ事 業｣での実績。 金額ベースでは、平成１４年度 １６年度の光熱水費の平均額は１億73,103,000円で、市では19,608,000円の 削減目標を設定。これに対し昨年度は１億51,465,000円で21,647,000円の削減となり、これに気候変動や開催 日数の増減によるベース額を補正した削減効果額は、2,440万円となった。 また、二酸化炭素排出量でみると、平成１７年度のCO2排出量は年間3,091?に対し１８年度は2,506?と５８ ５?を削減。岸和田市では、市の関係施設全てに関してCO2排出量を１３年度実績である17,578?を基準とし て、マイナス６％（年間17,578?）の達成を目標としていた。 岸和田市では、金額・CO2の排出量とも削減効果が得られたことから、今年度のＥＳＣＯ事業として、市立岸 和田市民病院と牛滝温泉せせらぎ荘の両施設で実施、地球温暖化防止のために積極的に進めることとしてい る。