マレーシアのボルネオ島で、高校生の植林体験に協力 越井木材工業?(大阪市住之江区、越井潤社長)は、NPO法人ブレーンヒュ ーマニティ(兵庫県西宮市、能島祐介理事長)が企画する「高校生マレーシア 植林ワークキャンプ2007夏」(8月21日 28日)で、アカシア・ハイ ブリッド植林体験と、ワークキャンプ事前説明会開催(21日)に協力する。 環境問題、森林破壊を考える ブレーンヒューマニティは、全国初の学生主体NPO法人(特定非営利活動法 人)で、青少年のさらなる成長を目的とし、海外ワークキャンプなど国際的舞 台での体験を通して、多様な価値観に触れる機会を提供。 今回の高校生植林ワークキャンプ(約30人が参加)の目的は、植林体験や現 地の人・異文化に触れることで、環境問題、特に森林破壊について考える。植 林体験はキャンプ期間中の8月23日、マレーシア・ボルネオ島のサバ州で行 われる。
そこで、マレーシアで世界初の南洋材商業植林に取り組んでいる越井木材工業に協力依頼がり、今回のマレー シア現地での植林体験とともに、同社大阪本社で行われる事前説明会に協力することになったもの。今年春の 事前説明会にも協力しており、今回2度目の開催となる。 21日に開催される事前説明会では、同社が一企業としてどのような考え・立場で植林活動に取り組んでいる のか、そして植林した木はどのような流れで暮らしの中に戻ってくるのかなどを説明する。また、事業内容の プレゼンテーションとともに、木材加工の工場を見学してもらうことで「木を伐る≠森林破壊」であり、木を 伐採したら植えて育てる、そして伐採した木は有効に活用することが大切など「植林」の一面を知ってもら う。 同社では今回の植林体験やプレゼンの機会など、今後も持続的森林経営の重要性をPRできる場では、アカシ ア・ハイブリッド植林の取り組みを通じて積極的に協力していく方針。